印鑑の彫り方について
印鑑を彫る「工程」は、大まかに分けて「字入れ」→「荒彫り」→「仕上げ」と進みます。
そして、印鑑を彫る「方法」には3通りあります。
1つ目の彫り方はは機械掘り。文字通り彫刻機械に全ての工程を任せる彫り方です。PCにインストールされたフォントを呼び出して編集し「字入れ」工程完了。そのデータを彫刻機に転送して「荒彫り」→「仕上げ」で完成させるものです。 機械彫りの長所は安く・早く出来る事ですが、欠点は個性の無い似通った印鑑になる事、雑な仕上がりで強く押しても良く写らない場合がある事などがあります。
2つ目は手仕上げ。「字入れ」と「仕上げ」は職人の手によって仕上げて完成させるもので、「荒彫り」のみを機械に任せる、手仕上げは機械彫りと手彫りの中間ですが、人の手が加わるだけに機械彫りにはないきれいな仕上がりになります。
3つ目は手彫り。「字入れ」→「荒彫り」→「仕上げ」を全て職人の手で行って完成させるものです。
手彫りの印鑑はその名の通り、印鑑の材料に字を書く所から仕上げに至るまで全て職人の「手」によって作られる印鑑ですので、彫り手の個性が良く出る・丈夫な印鑑に仕上がるなどの長所がある半面、欠点としてはどうしても出来上がりまで時間がかかる事です。
当店の彫り方は、「荒彫り」の一部のみ機械で彫刻する、極めて手彫りに近い「手仕上げ」、象牙は「手彫り」です。
近頃は廉価な機械彫りの印鑑がホームセンターや文具店さんなどで取り扱われていますが、どれも似通った字のものが大半のようです。 これでは印鑑の「本来のあり方」であるべき筈の「印鑑の持ち主」の特定が難しくなるのではないでしょうか。
私はこれでいいのか?と言う疑問を以前から持っていて、目が悪くなって自分で仕上げすら出来なくなった今、上記の方法でやってくれて古くから付き合いのある、堀内青巒さんにお願いしています。
店主の米山利喜雄と申します。 皆さんにより良い印鑑をお求め頂くためにより正確な情報をお届けすると共に、あなたにより良い印鑑を購入して頂くための手助けをしたいと思っています。
